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└メルカバMk4(地味子への系譜)
■メルカバMk4地味子への系譜
地味子がいかにして地味路線になったのかを検証してみましょう
なんかしらんけど、いつだかのメモ
仕事の最中に描いた奴な気がする。
2008/4/25 の時点ではまだそこまで地味さを前に出していません。
ですが
引き継がれたデザインは結構あります。
なにか大きな変更点と言えば、ボディの装甲が無くなった事と
履帯が無くなった事かな?
後は砲塔をまるっと盾のように持たせたくらい。
細かい部分を言えばキリがないが"基本コンセプト"だけはずれさせていないつもり。
さて全体はこのページのてっぺんにあるので割愛しますが、キャラの立ち絵一枚ではこいつの地味っぽさを表現できないと思い、漫画を描いたわけね。
さて、漫画からも解るようにナグマホンのコミュニケーション力の高さの前に大敗を喫してしまうわけです。
地味子は本当にスゴイ装備を付けているのだが、いかんせん見た目の地味さがそれらを台無しにしている。
こんなん相手なんだから地味子は流石に太刀打ちできない。
ちなみにこのイラスト自体は対象aの蛇乃目伍長閣下によるもの。
このサイトの8千ヒットのお祝い(?)に頂きました。
対抗するために、インパクトと知名度を安易に選択すると↓のようになる。
インパクトの強い物をもとめ"ネットの過ぎ去ったミーム"と言う安易な方向へ走ってしまう。
こういう短絡的な路線変更は後々、重大な欠陥を当人に刻み込む。
その欠陥の積み重ねが↓の状態。
短絡的で怠惰な路線変更の後、結局は書いている人間にも全体を忘れられ
印象に残っているわずかな要素だけ残るわけです。
つまり
結局はこのやわら●地味子のようになるわけです。
つまりこれは実車の目立たなさをかくも鋭く表しているわけですね
どれくらい鋭いかと言われるとサンマの骨くらい!!!!!!!!!!!
■実車の解説
解説と言っても実の所この車輌に対する知識はさっぱりなのだ
と言うわけでツベで動画を貼ってみる
あれ?ぜんぜん地味じゃない
動画の中盤で装填手がえっこら120mm砲弾を装填しているが
イスラエルの戦車設計の父、Iタル将軍曰く
「技術的に自動装填装置が不可能だったわけではない、戦術的な目的があり装填手を搭乗させている、私は、戦車の乗員が四人以下であることに反対です」との事(グラウンドパワー、2007/7号)
四人以下では色々大変なのだ、と言う事で納得してほしい。
ほら、パンケーキ切り分ける時に三等分は難しいだろ?
四人だったら公平に切り分けられる。 無駄な争いが無くて済む。
この話そのものは1983年にインタビューされた物ではあるが、Mk4に至ってもまだ人力装填なのでこの部分の思想は変化ないのだろう。
また、この時点で射撃性能についても述べている。
「メルカバの105mm砲は、5,000mの距離での命中精度は普通の大砲の1,000mの距離の物と同等
T62(115mm)が700mから射撃したときと同じ貫通力を7,000mまで持続させる事が出来る。
照準はレーザーで測距して10kmまでの距離で誤差9mと言う正確さを発揮している」
さて、mk4は実戦配備が2004年なので2000年にはだいたいスペックや設計が固まっていたと思う。
上記の話は1983年にインタビューなので、単純に引き算をすると、おおよそ18年後にMk4が現れた事になる。
どう言う技術的な発展があったかは解らないが↑でタル将軍が話しているよりももっと性能が強化されていると見て間違いなさそうだ。
まぁ、スペックの駄算はともかく、↑の動画の通り、メルカバは数字や見た目で語る兵器じゃないことは実感してもらえると思う。。