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  └TK-X



7億円と言うのは実はかなり曖昧な数字で、
試作二号車の青空発表会の時に、
軍関係ではない、一般の記者が「おいくら?」と聞いて
口頭で「7億を目指したい」と言って
それが流布されたと言う話しのようだ。
2008/5PANZERヨリ
実際の調達価格は依然として謎だが
機動戦闘車が戦車枠に入った為
コイツの枠がさらに減った事になる。
そのため、調達料がいくらか上乗せされるだろう。





タッチパネルで射撃できるってあったから、コッチの方が合ってるかも






見て損した・・・
 

-- 実車について --

第3.5世代、74式の跡継ぎとしてただ今鋭意製作中の陸自の次期主力戦車。
ドイツのレオパルト2A5のようなキュートな砲塔外観が特徴かな。

砲塔が大きく見えてトップヘビーに見えるけど、90から大分シェイプアップして自重は44t。
タンクトランスポーターで長距離輸送する時は装甲の一部を外して輸送が可能(90は砲塔を外さないとなんない)
カタログスペックでは90式と同等の純国産主砲の120mm、44口径(L44)、自動装填。

主装甲(砲塔と車体前面)はあくまで想像だけど、自身の主砲によるゼロ距離射撃にも耐えうるものだと思う。
90式の複合装甲が進化したものだと思う。
さらに全方向にレーザー探知機が搭載されていて、敵の砲撃やミサイル攻撃を察知し、回避行動を取ったり、
(想像ですが)自動で発煙弾を発射する事も出来る筈です。
90式は砲塔上面の前部の見晴らしの悪い所に搭載されていたのでその点も進歩していると言えます。
装甲の一部にモジュラー装甲といって、外装式で着脱がわりと容易(なのか?)なものとなっています。
将来、より発展した装甲を求められた場合や、壊れた所だけ交換と言った事ができて、
戦闘力、車体寿命がぐぐっと上がる筈です。

車内の一部に炭素繊維パーツがあるらしく、シェイプアップに余念がないようで。
最高速度は90式と同等の70km/h
水冷4サイクルV8ディーゼル1200馬力
90式が2サイクル空冷V10、1500馬力ということで
燃費が向上していてなおかつ最高速度は落ちていない。
2サイクルから4サイクルになったことで黒煙と排気音が減って、被発見率も低下したのではないでしょうか?

それらに加え、C4I
(Command Control Communications Computers and Intelligence
コマンド・コントロール・コミュニケーション・コンピューターズ・&・インテリジェンス
指揮・統制・通信・コンピュータ・情報)
早い話が戦車のIT革命と言う事です。
GPSも付いているのでチトちがいますが。
今まで戦闘情報は無線で口頭だったのですが、コイツのお陰で画像や大量の情報を扱う事が出来るようです。
口下手な戦車長でも安心。
ネットニュースを彷徨ってると「C4Iで対ゲリコマ力UP」→「C4Iは対ゲリコマ装置」と感じてしまいますが、C4Iの恩恵として、対ゲリコマ力が上がってると思われます。
C4Iがない場合ゲリコマは、歩兵をもってして耕すか、歩兵から得られた口頭の情報で支援攻撃するって感じだと思います。
↑が加わったことで「より緻密な情報を持って迅速に対処出来る」と言う事を伝えてると思います。

--妄想以下--
本格的なゲリコマ能力の付加はメルカバを参考にした方がいいと思う。
つまり、主砲同軸の12.7mm機関銃に、7.62mm(+2)(可能であればリモコン機銃)、60mm迫撃砲
ま、将来的に改修されるかもしれん。そうでもないかもしれん。

いよいよ必要に迫られたらナグマホンみたいなのが現れると思う。
--妄想以上--


2011年に配備を開始するようで、多分あとは微調整とかぐらいだと思う。
カタログスペックは変化なく「※※が使いにくい」とか「被弾したらココがヤバイ」とか、
配備まで三年しかないので激しい変更はないはずです。
これから実戦を想定した試験に突入していく筈だから今回(8/13報道陣公開)のと配備車ってのはあんまり変化無いと思う。
極マニアな方々や、作った人が解るような変化しかない筈です。

価格は7億前後とメン玉が飛び出るほど安いです。
5千万前後はすると思いますが、一億増えても8億。
部品の一部に民生品を使っているようで、そのお陰でコレだけ安価に押さえられたのではないかな?
生産時期によって微妙に中身が変化しそう。それによる苦情や不満が出るかもしれない。



--TK-Xって必要?--

ネットを彷徨ってるとこの次期主力戦車の開発そのものに不満を抱いている方々がいるようです。
大方の意見が「国土内での戦車は鈍重ではないか」や「90や74の改修はどうなったん?」
と言った感じです。
前者は要は戦車不要論になるので論じませんと言いたい所ですが、端折って言うと。

・敵戦車には戦車
・強力な砲と防御力、機動力の三拍子揃った陸上兵器が主力戦闘車(戦車)の為外せない。
 外したとすると、いわゆる工夫の産物で敵戦車に嫌がらせをしなけりゃあかん
・ヘリやミサイルあるじゃん → 一時的な効果はあるが、持続戦闘力を考えると戦車に劣る。
・120mm砲を搭載した装輪装甲車でいいんでね? → 装甲防御に疑問。
 戦車と同等の防御力を持たせると機動力に大きな犠牲がでる(タイヤの接地圧に問題あり)。
 また、通常でも道路以外の走行力が戦車に劣る。
・強固な陣地を突破するには戦車の防御、機動、攻撃力が必要。
・平和期の戦車不要論はいつもの事。 世界各国の実戦で戦車の必要性は立証されている。
・近接の歩兵にやっつけられるじゃない → 第四次中東戦争の戦訓から、戦車だけで戦場を生き残れないのは常識。 近距離に位置する対戦車兵器で武装した歩兵は歩兵で蹴散らすのが効果的。 また、12.7mm重機関銃も歩兵迎撃に威力を発揮する。

以上の理由(まだ他に一杯ある)から戦車は必要。
だが、時代により戦車に求められる機能や能力は変化しうる。
ですが基本は「汝、平和の為に備えよ」です。


後者の「90や74の改修はどうなったん?」ですが。
やってるようです。
http://www.masdf.com/news/74sk.html

90式改↓
バッチ1で主砲交換で55口径化、C4Iの追加、ミサイル発射能力の付加と新型砲弾で220%の戦闘力向上で重量+1t
バッチ2で正面装甲30%UP 側面装甲80%UP 重量+6t
合計金額6億4千万
300両対象
2060年代まで延命

74式スーパー改↓
90式のお下がりで改修。(自動装填装置やC4Iはスペースの関係でナシ)
改修がなんか付け焼刃。 まさに一夜漬け!
価格は1億8千万
150両対象
2040年代まで延命


記事内で「TKXに金を回した方がいいんでない?--と言う意見も省内にある」とあります。


この改修を考えると
北海道→90式改でおおかた対処?
本州その他は、メインTK-X、74スーパー改で不足を補う

防衛計画大綱で、ソ連の崩壊に伴いMBT配備数を600両に減数しているから・・・
300=90式改
150以下=74式S改(で、あるといいな・・・)
150以上=TK-X

74の枠は順にTK-Xと交換だと思う。

















・・・・と、思いきや出典モトのコイツは
ジョーク記事だクマーーーーー!!!!


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           \/ ● 、_ `ヽ   ======
           / \( ●  ● |つ
           |   X_入__ノ   ミ   
            、 (_/   ノ /⌒l
            /\___ノ゙_/  /  =====
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                \   ___ \__  (´⌒;;(´⌒;;
                  \___)___)(´;;⌒  (´⌒;;  ズザザザ


この情報(ジョーク記事だと言う事)は蛇乃目伍長閣下(氏のHP「対象A」)から承りました。
ほんとうに、ありがとうございます。


いや、恥ずかしい。 穴があったら入りたい!w


実際の所どうなんだろう?
----ちょっと妄想----

・74はともかく、90の改修に関して

>そもそもの必要性
C4Iでお腹一杯な気がする。
ロシア側の大規模侵攻(北海道人なのでリアルに心配)があったとすると、
T90やT80、時期が悪ければブラックイーグル(チョールヌイオリョール)も視野に入るのか。
ロシア戦車は詳しくないけど、ちょっと心配。
アメリカも「その気がない」だけで、日本に十分侵攻できる能力があるからM1も視野に入るかな?

それを考えると最低限でもC4Iは装備して欲しい所。

>55口径化
TK-Xで採用されたアクティブサスによる反動制御の技術の導入をすればなんとなく出来そうな気がしますがコストが。

>C4I装備
「統合した情報戦闘能力の向上」と言った観点からみるとtkxだけの装備ではないのですが、スペースの問題があります。
ただでさえキチキチに詰めてあるのでどうなんでしょう?
砲塔に張り出しを付けたり、バスルの後部にメインユニットをくっつけたり?
もしくは、他の兵科の車輌に導入する為にキットが作られるかもしれません。それを装備するんかな?

>対トップアタック兵器に関して
外部に増加装甲だろう。 重量増は60t前後までならMBTとしては許容範囲だろうから。

>レーザーセンサーに関して
今の主砲防盾の上にちょこんと乗っかってるのしか見た事ないから追加するかもしれない。

>対ゲリコマ
側面装甲が心配。
箱でもなんでもつけてRPG7対策して欲しい。燃料タンクを両側につけるだけでも結構変わる筈だし。


>TKXと比べて
タンクトランスポーター(戦車輸送トレーラー)に現状でも砲塔車体を別にしないと輸送できない事を考えると
TKXの代わりは勤まらないな。

TKXを中戦車
90式を重戦車
と言った位置づけで運用していくかもしれない。

----ちょっと妄想おわり----




仮に74式をTK-Xと同等の戦闘能力を持たせるには以下の改修が必要と思われます↓

・トランスミッション、操縦系の新型への交換
・できればエンジンも交換、いっそパワーパック化
・車体前面への複合装甲追加(砲塔リングより前部の居住性の悪化)
・以下の理由から砲塔の載せ変え
 120mmL44への換装、FCSの強化、自動装填装置の付与、
 主砲防盾の複合装甲化、モジュール装甲の付与
・C4Iの追加、そのスペースの確保(装填手がいなくなるので一人分の開きスペースが出来る)
・120mm砲の反動を吸収する為の足回りの強化or交換。
・主砲強化の為車体の構造体を一部強化、駆動系の換装に伴い一部加工
・サイドスカート追加(74式S改で実装済み)
以上、俺の予想

↑の事を乱暴にまとめると「車体のガラ以外は全部交換」って話しになります。
結局は一両作る事になる。
こんな魔改造、イスラエルじゃあるまいし、潔く、一から作った方が安上がりになる。

結論としては「TK-Xの配備は至極打倒」って事っす。

しかし74が他国に売り払えないのが勿体無い。
改修して違う兵科で使うかも?

突撃砲の復かt(PAM!)
74を改造した対空自走砲はあるから、突撃砲化への改修はちょっと期待しちゃったり。


-- C4I(高度なIT化)の恩恵w --
以下TK-Xがいつごろか実戦配備され、いつごろかの池袋での戦闘記録。



ちなみに話の中にあったガンダムは↓の事



 

多分これで歩兵のタイゲリコマ能力は上がるはず



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